【実食レビュー】マルちゃん「謹製鴨だし中華そば」｜鴨と昆布の旨味が広がる、上品な中華そば

今回は、東洋水産（マルちゃん）から発売された新作カップ麺「謹製鴨だし中華そば」をご紹介します。鴨のコクと昆布のだしを活かした、和風仕立ての一杯。実際に食べて、その味わいや魅力をレビューします。

商品情報

上品さを感じさせるパッケージデザインと、鴨だしを強調したネーミングが目を引く商品です。

かやくは事前に入っているタイプですね。

まず驚かされたのがスープの完成度。鴨の旨みがしっかり効いていて、あまり体験したことのない、味わいです。昆布の風味も重なり、深みのあるだしが口いっぱいに広がります。

中太の麺がこのスープと非常に良く合っていて、ちょうどよく絡む設計。すすったときに麺と一緒にだしの香りまで楽しめるのが印象的でした。

具材の肉団子は、まるでつくねのような味付け。ふんわりとしていて、スープのコクともマッチしており、一口ごとに旨さが増していきます。

スープの中にはわかめも入っていて、後味にほんのりとした磯の香りがプラスされます。メンマは味こそ控えめでしたが、シャキシャキとした歯ごたえが心地よく、食感に変化をもたらしてくれました。

総評：3.8

マルちゃんの「謹製鴨だし中華そば」は、鴨のコクと昆布の旨味が絶妙にマッチした、上品な和風カップ麺でした。こってりしたラーメンに飽きたときや、落ち着いた味わいを楽しみたいときにぴったりの一杯です。