家庭で手軽に楽しめるカレーの中でも、ちょっと贅沢な気分を味わいたいときにぴったりなのが、ハウス食品の「カレーマルシェ 中辛」。1983年の発売以来、根強い人気を誇るロングセラー商品です。
今回はその魅力や原材料、栄養成分などを詳しく紹介しながら、実際に食べてみた感想もお届けします。
商品の特徴と味の魅力
「カレーマルシェ 中辛」は、生クリームとバターのコクを生かした欧風カレー。最大の特徴は、マッシュルームと牛肉がしっかり入った“具材感のある”仕上がりです。
辛さは控えめながらもスパイスの風味がしっかりと効いていて、甘さと辛さのバランスが絶妙。ソースはとろっとしていて、バターやクリームのまろやかさとカレーの香りが口いっぱいに広がります。
栄養成分(1袋180gあたり)
項目 | 数値 |
---|---|
エネルギー | 183 kcal |
たんぱく質 | 7.4 g |
脂質 | 9.2 g |
炭水化物 | 17.7 g |
食塩相当量 | 2.7 g |
調理方法
調理はとても簡単。 以下の2つの方法から選べます。
湯せん
袋のまま3〜5分加熱。このとき、封は切らないでください。
電子レンジ
箱ごとレンジで1分50秒(500W)加熱。※蒸気口付きのため袋を取り出す必要なし!
レンジを使っても箱は全然熱くならなかったです。
電子レンジの出力が「500W(ワット)」で「1分50秒(=110秒)」加熱した場合、消費されたエネルギー(熱エネルギー)は55,000Jです。
実際に食べてみた感想
まず感じたのは、マッシュルームのおかげで具材感がしっかりあるという点。食べごたえがあり、レトルト感をあまり感じませんでした。
ソースはほんのりとした甘さの中に、スパイスの香りと辛味がほどよく広がっていて、大人でも満足できる味。牛肉は小さめですが、噛むほどに旨味がにじみ出ておいしかったです。
また、生クリームのおかげでまろやかさがあり非常に食べやすいカレーとなっています。
個人的には「セールのときにまとめ買いしておきたい」と思えるくらい、満足度の高い一品でした。
歴史とブランドの歩み
「カレーマルシェ」は1983年に登場し、当時としては高級志向のレトルトカレーとして注目を集めました。現在では甘口・中辛・辛口の3ラインを展開し、2023年には発売40周年を迎えた人気シリーズとなっています。
マルシェ
カレーマルシェの「マルシェ(marché)」は、フランス語で「市場(いちば)」を意味する言葉です。
- 語源:フランス語の marché(発音:マルシェ)
- 直訳:市場、マーケット(英語の market に相当)
- ニュアンス:単なる買い物の場所というより、野菜・果物・肉・魚などの生鮮食品が並ぶにぎやかな屋外市場をイメージさせる言葉です。
まとめ
総評:
「カレーマルシェ 中辛」は、家庭で本格的な欧風カレーの味わいを手軽に楽しめるレトルトカレーの一つ。具材の存在感、まろやかさ、そして絶妙なスパイス感が合わさった、完成度の高い一品です。
毎日の食事にちょっとした贅沢を加えたいとき、ぜひ一度試してみてください。ストックしておけば、いざというときの“ごちそう”にもなりますよ。
参考文献
