新潟には、ラーメン好きなら一度は食べてみたい「燕三条系ラーメン」が存在します。
たっぷりの背脂と煮干しの効いたスープが特徴のこのラーメンを、手軽に楽しめるのが「ニュータッチ ヤマダイ 凄麺 新潟背脂醤油ラーメン」です。
燕三条系ラーメンとは?
「燕三条系(つばめさんじょうけい)ラーメン」とは、新潟県の燕市(つばめし)と三条市(さんじょうし)周辺で生まれた、ご当地ラーメンの一種です。新潟5大ラーメンの一つらしいです。
特徴は一言でいうと、極太麺+濃いめの醤油味+たっぷりの背脂!
もともとは、工場で働く人たち向けに考えられたラーメンでした。
「体力勝負の仕事でお腹がすく」「冷めにくいラーメンがいい」というニーズに応えるため、次のような特徴が生まれたんです。
燕三条系ラーメンの特徴
特徴 | 説明 |
---|---|
極太麺 | 麺がとても太く、モチモチ食感。冷めにくく、食べ応えバツグン。 |
濃いめの醤油味スープ | 醤油の味がしっかり効いた、パンチのある味。煮干しの出汁も加わり、香りが豊か。 |
たっぷりの背脂 | スープの表面に背脂がたっぷり浮いています。これによりスープが冷めにくく、コクもプラス。 |
刻みタマネギ | 刻みタマネギが入っていて、シャキシャキした食感とさっぱり感を加えます。 |
なぜ「背脂」がたっぷり?
燕三条地域は、ものづくりの街(特に金属加工で有名)です。
この地域で働く職人さんたちは、力仕事でカロリーをたくさん消費するため、ガッツリした食べごたえのあるラーメンが求められました。
そこで、
- 麺は太くして腹持ちを良く
- 背脂を浮かせてエネルギーたっぷりに
- スープが冷めないように脂の層で保温
という工夫が生まれたんです。
開封
開封すると、中には3つの袋が入っていました。
それぞれ「かやく」「チャーシュー」「後入れスープ」に分かれています。お湯を入れてから待ち時間は5分です。
特に後入れスープにはたっぷりと背脂が入っていたため、袋の中身が少し固まっていて、きれいに全部を絞り出すのがなかなか大変でした。
うまく入れきれず、少し失敗してしまいましたが、それだけ背脂たっぷりで濃厚な仕上がりが期待できそうです。
実食レビュー
お湯を注いだ瞬間…
お湯を注ぐと、長ネギのすごくいい香りが一気に立ち上り、食欲をそそられます。
麺
麺は固め仕上げ!
5分待ってもしっかりとコシがあり、噛みごたえのある食感。背脂たっぷりのスープにも負けず、存在感をしっかり保っています。
スープ
ひとくち飲むと、ふわっと煮干しの香りが広がり、あとから醤油のコクと背脂の甘みが押し寄せてきます。
濃厚ながら、しょっぱすぎず、つい飲み干してしまいそうな絶妙な味わいに仕上がっています。
チャーシュー
チャーシューはほんのり甘めの味付けで、濃いめのスープとの相性抜群。
具材
特に刻みタマネギが良いアクセントになっています。
栄養情報
項目 | 1食(124gあたり) |
---|---|
エネルギー | 443 kcal |
たんぱく質 | 8.9 g |
脂質 | 19.4 g |
炭水化物 | 58.1 g |
食塩相当量(合計) | 6.1 g |
こんな方におすすめ!
- 自宅でご当地ラーメンを楽しみたい方
- 背脂系ラーメンが好きな方
- 麺のコシやスープの旨みにこだわる方
まとめ
総評:
「ニュータッチ ヤマダイ 凄麺 新潟背脂醤油ラーメン」は、手軽に本格的な燕三条系ラーメンを味わえる最高のカップ麺でした。
参考文献
