ノンフライ麺とフライ麺
インスタントラーメンといえば、袋麺やカップ麺をお湯で戻すだけの手軽さが魅力ですが、その麺には大きく分けて「ノンフライ麺」と「フライ麺」があります。名前は聞いたことがあっても、実際にどう違うのかは意外と知られていません。
ノンフライ麺とは
ノンフライ麺は、油で揚げずに熱風などで乾燥させてつくられる麺です。
- カロリーや脂質が控えめなのでヘルシー志向の人に人気。
- 乾燥の際に油を吸わないため、生麺に近いモチモチ感が残りやすいのが特長です。
代表的な商品例:マルちゃん「麺づくり」シリーズ、日清「ラ王」 など。
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フライ麺とは
フライ麺は、成形した麺を高温の油で揚げて水分を飛ばして乾燥させる昔ながらの製法です。
- 麺が油をまとい、香ばしい風味とコクが生まれるのが魅力。
- その分、カロリーはやや高めになります。
代表的な商品例:日清「チキンラーメン」 など。
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主な違いを一覧表でチェック
項目 | ノンフライ麺 | フライ麺 |
---|---|---|
製法 | 油不使用で熱風乾燥 | 油で揚げて乾燥 |
カロリー | 低め | 高め |
食感 | もっちり・コシが強い | 軽めで柔らかくなりやすい |
風味 | 小麦本来の味が際立つ | 香ばしさとコクがある |
まとめ
- ノンフライ麺は油を使わない製法で、カロリー控えめ・モチモチ食感が特長。
- フライ麺は揚げて乾燥させることで、香ばしさやコクがプラスされる。
どちらが優れているというよりも、好みやシーンに合わせて選ぶのがポイントです。あっさり系スープや健康志向の日はノンフライ麺、パンチのある味を手早く楽しみたい日はフライ麺と、ぜひ使い分けてみてください。