家庭で作るカレーの中でも、「今日は特別感を出したい」「レストランのような欧風カレーが食べたい」と感じる日ってありますよね。
そんなときにおすすめしたいのが、エスビー食品の『フォン・ド・ボー ディナーカレー 辛口』です。
フォン・ド・ボーとバターが決め手の濃厚ルウ
ディナーカレーの最大の特徴は、牛肉と香味野菜をじっくり煮込んだ「フォン・ド・ボー」をベースにしていること。
さらにバターやソテー・ド・オニオンの深いコクが加わり、まるで洋食店で食べるビーフカレーのような贅沢な仕上がりになります。
また、バナナフレークやトマトパウダーなど、味の“奥行き”を演出する素材も使われており、辛口でありながらどこかやさしい味わいが楽しめます。
フォン・ド・ボーといえば、nakatoのビーフシチューも利用していましたね。

辛さは控えめ、“中辛+スパイス感”ぐらい
「辛口」と聞くと刺激が強そうですが、ディナーカレーは辛さよりも香りとコクを重視したタイプ。
調理方法もちょっと特別
必要な具材は「玉ねぎ」と「肉」だけ!
パッケージの基本レシピでは、使う具材はなんと玉ねぎと牛肉だけ。
シンプルだからこそ、ルウの味わいが引き立ちます。
玉ねぎはたっぷり2個!
レシピでは玉ねぎを2個使用するようになっていて、最初は「そんなに必要?」と思いましたが――
実際に作ってみると、この玉ねぎの甘みとコクが全体の味を支える重要なポイントだと実感。
じっくり炒めて甘みを引き出す
玉ねぎはしっかり炒めて、きつね色になるまでじっくりと加熱。
結果的に、この手間をかけることで、バターの香りと玉ねぎの甘さが溶け合い、ルウと一体化したときの味わいが格段にアップします。
実際に作って食べてみた感想
今回は、パッケージに書かれていた通りにバターを使って調理してみました。すると――
玉ねぎのバター風味が絶妙
炒めた玉ねぎがバターの香りをしっかり吸っていて、とても風味豊か。カレーを一口食べると、まろやかでやさしい甘みが広がり、まさに“欧風カレー”の味わいでした。
香りもよく、食欲をそそる
煮込んでいるときから香りがとてもよく、食べる前から期待が高まりました。実際、口に入れた瞬間のコクと香りのバランスがとてもよく、満足感の高い一皿に。
辛さは控えめ。でもじわじわ効く
「辛口」とありますが、最初はそれほど辛くなく、“中辛寄り?”と思うくらい。ただ、食べ進めるうちにじわじわと辛さが後から効いてくるタイプで、ちょうど良い刺激が心地よかったです。
深みのある味わいのルウが美味しい
ルウ自体に奥行きのある旨みがあって、シンプルな具材でも十分に満足感があります。まさに「少し贅沢したい日の家カレー」にぴったりだと感じました。
一般的なカレーとは少し違うかも?
ただし、いわゆる“日本の家庭的なカレー”とは少し方向性が異なるため、いつものカレーを期待していると「ちょっと違う」と感じるかもしれません。逆にいえば、「洋食屋のようなカレーが好き」という人にはぴったりです。
まとめ
総評:
ディナーカレー辛口は、「今日はいつもと違うカレーを食べたい」というときにぴったりのルウです。まだ、半分残っているので次は牛肉で作りたいなと思います。
欧風ならではのコクと香り、やさしい辛さで、ご飯がどんどん進みます。
少し手間をかけて作ることで、家庭で本格的なカレーが楽しめる──
そんな一皿を、あなたの食卓にもどうぞ。