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刺身・寿司食の雑学

中とろってどんな部位?その特徴や気になるカロリーもチェック!

刺身・寿司

中とろとは?赤身と大とろのいいとこ取りをした絶品部位

寿司ネタの中でも常に高い人気を誇る「中とろ(ちゅうとろ)」。マグロの中でも脂の乗りと赤身の旨味が絶妙にバランスした部位で、回転寿司から高級店まで幅広く愛されています。この記事では、中とろの特徴やカロリーについて詳しくご紹介します。

マグロの主な部位とその特徴

マグロの代表的な部位は、大きく分けて以下の3つに分類されます。それぞれの部位には、異なる風味や食感の魅力があります。

部位のおおまかな分布

マグロの部位分布

赤身

マグロの中心部にあたる部分で、もっともよく知られている定番部位。クセがなく、あっさりとした味わいが特徴です。脂が少なくヘルシーなので、健康志向の方やあっさり派に人気があります。寿司や刺身では基本となる部位です。

中とろ

赤身と大とろの中間に位置し、適度な脂と旨みをあわせ持つ部位。濃厚すぎず、ほどよい甘みとまろやかさが口の中に広がります。まさに“いいとこ取り”の味わいで、多くの人に好まれています。

大とろ

マグロの中でもっとも脂がのった高級部位。舌の上でとろけるようななめらかな食感と濃厚なコクが特徴で、まさに贅沢な一品。

中とろの特徴とは?

中とろとは、マグロの腹身の中間部分にあたる部位で、赤身と大とろのちょうど中間に位置します。赤身ほどさっぱりしていないけれど、大とろほど脂が強すぎない。そんな“ちょうどいい”脂の乗り具合が魅力です。

口に入れると、やわらかくとろけるような食感と、ほどよい脂の甘み、そしてマグロ本来の旨味が一体となって広がります。食べ応えがありながらもくどさがなく、初めてとろ系の寿司を食べる方にもおすすめできる味わいです。

赤身や大とろとの違い

中とろは、赤身と大とろの“いいとこ取り”ともいえる存在です。部位別に見ると、以下のような違いがあります。

部位 脂ののり 味の特徴
赤身 少なめ さっぱりとして旨味が濃い
中とろ 中くらい 程よい脂と甘み、まろやかなコク
大とろ 多い 濃厚でとろけるような甘さと油

中とろのカロリーは?

中とろは脂が多めの部位のため、カロリーもやや高めです。100gあたり約160~180kcalとされており、赤身(約110kcal/100g)に比べると倍以上になります。

なお、大とろになると100gあたり約340〜350kcalとさらに高くなります。

まとめ

中とろは、赤身と大とろの中間に位置する、脂の旨味と赤身の味わいを両立した人気の部位です。ほどよい脂とやわらかな食感が特徴で、食べやすさと満足感のバランスが抜群。